【グラフ8】
 

記号 D G
周波数(HZ) TS850 LSB
455 3.1-3.0
TS850 USB
455 3.1-3.0
FT1000MP
DSP LSB 2nd
FT1000MP
DSP USB 2nd
455 3.1 3.1 DSP DSP
8.83 3.0 3.0 DSP DSP
条件 FLAT FLAT FLAT FLAT
低域側CUTOFF 160 160 115 130
高域側CUTOFF 3100 3080 3100 3130
帯域幅 2940 2920 2985 3000
平均帯域幅 2930 2993
Dを基準にした差 0 63

TS850のワイドフィルタの特性とFT−1000MPのDSPモードでの帯域特性比較( D VS G )

@ FT−1000MPのDSPの切れは流石です。
高域側も比較的TS−850に比べて流石に良く切れています。
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A 低域側は肩部の形状に差があるものの似たような減衰特性を示しています。
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B FT1000MPのLSBとUSBで帯域内の平坦度にムラがあります。
これは何度採ってもこのような傾向であり測定ミスではないと思います。
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C 総じてTS-850の方が平坦度のみに着目すると良好のようです。

【グラフ9】

記号 D H
周波数(HZ) TS850 LSB
455 3.1-3.0
TS850 USB
455 3.1-3.0
FT1000MP
Filter LSB
FT1000MP
Filter USB
455 3.1 3.1 2.4 2.4
8.83 3.0 3.0 2.8 2.8
条件 FLAT FLAT FLAT FLAT
低域側CUTOFF 160 160 200 260
高域側CUTOFF 3100 3080 2720 2800
帯域幅 2940 2920 2520 2540
平均帯域幅 2930 2530


TS−850のワイドフィルタの特性とFT−1000MPのDSPモードでの帯域特性比較( D VS G )


@ FT−1000MPのFilerとの比較であるがフィルタ同士で比較すると高域側のスカートは似たようなカーブを示しています。
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A FT−1000MPの帯域は流石に狭くなってます。
これでも8,215MHzのは2.8Kのワイドフィルタが入っています。
従って、455KHzのコリンズのフィルタ特性がそのまま出ていると思われます。
低域側の特性差は僅差であるように見えますがカットオフの周波数はかなり違っていて
このスケールでは良くその差は見えていません。
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B FT−1000MPのLSBとUSBの特性にはばらつきがありTS−850の方が良さそうな感じもします。