20数年前の話にはなりますが、たった真空管2本で作った
7メガ・ミニ送信機でアメリカ ワシントン州タコマのK7BBOと交信しました。
自分で作った送信機で、しかもたった3ワットのCW電波で、アンテナも
2階屋根すれすれの短縮ダイポールから遥か彼方のアメリカと交信出来た時の
感激と興奮は今をもっても忘れる事は出来ません。
電離層を使ったHF帯だからこそ,こんな設備でも海外とのQSOが出来るのです!
あれから20数年経った今も,”あのロマンを感じたいから”,”電離層の不思議さ”の
面白さからDXを楽しんでいるのです。
1999.05.29 JG1XLV荒井 淳一
上:1978年の手書きログより 左:自作の3ワット7MHz電信送信機。 |
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6BA6と水晶発振子のVXO, 終段は6AR5で出力は3ワット。 |
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届いた記念すべきQSLカード。 当時,K7BBOは衛星通信(オスカー6) で有名だった。 QSOした周波数7030はX'tal周波数3515の 2逓倍でした。 |