No. | キーワード・略語 | 内 容 ・ 詳 細 |
1 | リニアアンプの自作 | 理論は必要、経験が重要。 難易度は出力電力の二乗に比例する (JE1HPM談) |
2 | HENRY | Henry三兄弟(社長 W6ZN) 1960年に 3-400Z シングルの HENRY-IKを製造発売し今日に至っている |
3 | ETO社 (社長:W4ETO) | 医療用MRI・工業用高周波発生器を手掛けている米国の会社。 ハム用機器は ALPHAの名前を使用。 http://www.alpha-power-inc.com |
4 | スベトラーナ社 | Svetlana=ロシア語で"光"1928年から真空管を生産、1992年に私企業化 世界中に真空管を出荷し始めた http://svetlana.entelechy-inc.com |
5 | Eimacの Version | 3CX1500A7/8877 の Aは バージョンであるが殆ど互換性が無いので注意が必要。 4CX1500A/4CX1500B 3CX1200A7/3CX1200D7 |
6 | 直熱管の余熱時間 | トリュムタングステン (タングステンに酸化トリュウムを1〜2%混ぜた物)で スイッチオン後即電波発射可能だが、(SS付き) 5〜7秒の余熱をするのが本道 |
7 | 3CX1500A7 | 8877はハイμ管でパワーゲイン・増幅率も高いが グリッドが弱いので配慮が必要。HENRY 4K-Uは 75mAでプロテクトを掛けている |
8 | 4極管の注意点 | スクリーングリッド用トランスは単独にする。 G2のパスコンは 6〜12個/1本(多く付けインピーダンスを下げる) 4CX1000AのG2のブリーダ電流≧75mA |
9 | 強制空冷 | 風量は回転数に、静圧は回転数の二乗に比例する。 パラ接続時は 風量×2、 静圧×1 (2倍の風量が必要) |
10 | オフディレー | TL-922は サーマルリレーを使用。 東京ハイパワーの HL-2Kは SSRを使用し入力に大容量電解コンデンサ(4700uF/16V)使用、自作・追加に簡単 |
11 | 入力π回路のコンデンサ | マッチング・フライホィール効果で不要輻射抑制の為にも、コンデンサの微調が必要 電流も多い為、必ずマイカコンデンサ(シルバーマイカ)を使用の事 |
12 | π-L出力のL | π-LのLは回路のQが低く、インピーダンス変換比も小さく、コイル両端の絶縁性も問題にならず、ALPHA等は小型のトロイダルコアを使用している |
13 | π-L出力のLはローパス | HENRY2006A(3CX800A7)の回路図及び当初品はπ-Lだが、現実品はπ出力の後にローパスフィルタを装備している |
14 | WARCバンド | 出力のπ又π-L回路は共用出来る 24MHz=28MHz, 18MHz=21MHz (10MHz=14MHz)、 但し 入力π回路は共用出来ず新規追加が必要 |
15 | GGアンプのグリッド | 3-500Zは G1を直接グランドに落とさず 1mH程度のRFCを入れて少しNFを掛けるのが通例、3CX1200A7は特性がいいので直接接地が通例 |
16 | PS (パラ止め) | パラスチック・サプレッサー抵抗には焼結炭素材の無誘導抵抗を使用する事 |
17 | ツェナーダイオード | 三極管AB2GG用大電力用ツェナーダイオード(50W以上)が無い時は、ダーリントンTrと汎用ZDを組み合わせる(SSBとCWでZDを切替たい) |
18 | HENRYのツェナーD | HENRYは、バイアス用ツェナーの代わりに ブロック整流器を使用(Ez=0.7V×N) 此れは電流が流れる程EZが高くなり好ましくない |
19 | リニアアンプの作業 | 高圧チャージに注意、作業時は出来るだけ片手だけで作業する事 |
20 | 最短距離 | 高周波電力回路(バリコン・コンデンサ・コイル・バンド切替スィッチは、最短距離で配線する事 又 表皮効果と集中一点アースの配慮が必要 |
21 | 高電圧放電 | 放電空間距離:は1mm≒1KV(=938V)で計算する。 但し、突起・角が端になららない様に配慮が必要 (シャープエッジにならない事) |
22 | 高電圧部の配線 | 高圧配線材として、物の本には7C-2V以上の同軸ケーブルが良いとあるが、ネオン電線(オヤイデ電線) 5/7/10KVが良い |
23 | 電流耐量・異常共振 | 問題ないか確認する事(特に自作機)→簡便法:全バンド 数分間フルパワー送信後 放電させ(感電注意) 発熱していないか手で確認する |
24 | 部品の温度と信頼性 | 電気部品の殆どは 70℃を越えると信頼性が低下し、事故発生率が増加するので放熱設計に配慮が必要 |
25 | 柱上トランス | リニヤ用にいい。 2次:105/210V 1次:2850,3000,3150,3300,3450 オイルを抜き(下に新聞紙を敷き暫く通電) 1次と2次を逆に使用。ただし、最近の柱状トランスは6000V品が主流なので要注意。 |
26 | HENRYの電源トランス | レアショートが多いので パーツNo.を控える 1KD-5:ECA1111, 2KD-5/2KD-C:ECA1120, 3K-C:ECA1171, 2KC-X:ECA1092A, 5K-C:ECA1214A |
27 | 電源トランスの容量 等 | アマチュア用では 60%程度(以上)で良いと言う人もいる、ブリッジ整流用高圧トランスは全派波・倍電圧用に比べ レアショートを起こし易い |